2014-12-16

俺ちゃん18歳

って嘘ですけど。この前誕生日を迎え38歳になりますた〜!!気持ちは18、ぴちぴちです〜ってことで、ういっっす!! たくさんの方からメッセージいただけて超感激!! ありがと〜!!

今日はちと真面目に俺ちゃんの今の心境を述べさせていただきます。長いけど。。


フランス・パリ在住来年で18年になりますぅ。ちょうど高三卒業を迎える年ね 。18年間いた実家を出て専門を2年、そして渡仏。不安は多少あったけど、ただ海外に住むという興奮と期待で乗り切った1、2年。 アパート契約、滞在許可証、銀行手続き、その他諸々初めてのことばかり。それでもいろんな人のおかげでどうにかなりました 。メルシーちゃん。


ファッションスクールに通うも中々フランス語は上達せず、それもそのはず日本人の友達と常に一緒。それはそれで超楽しかった。 今でも仲のいいのは日本人だし。フランス語習得は難易度が高いのよって個人差はあるけどステップアップの一段が超長いの。当初は当たり前だけどフランス人の中にいても何言ってるか分からず話したくても口が開かない。 そうするとおとなしい性格だと思われますます口ごもる。自然体でいたい自分のキャラとのギャップにいらだち馴染めない時期が5、6年は続いたかしら。そうするとやっぱり日本人といる方が楽でいい。同じ言葉と笑うつぼ、ホッとする。本気で日本に帰ってもいいやと思ってた。

そんな中フランス語を流暢に話すロシア人と仲良くなりまして、彼自身も外国人とあって緊張せず会話ができ、それ以降フランス人の間でも堂々と話せるようになりやっとこさ友達もできてきました。ああ、長かった。。


そんなこんな18年の間、引っ越し9回、遊びも仕事も満喫し、税金も納め今年は10年ビザを取得してフランス半永住権を得ることができました 。ちょ〜嬉しかったんですけどそれと同時に卒業証書をもらったような気分にもなりました。
佐賀の高校、福岡の専門学校を卒業した時と同じような、田舎から外に出て行くこと、そんで日本を出ることにすごく興奮してたみたいなあの感じ。 そして今またその感覚いいなあって思ってる。2、3年前はそんなことは思いもしなかったの。ただ現状に満足してたし、今ある保証、仕事、友達、全てを失って、また新しい所へ移動するなんて面倒くさ〜いみたいな。ビザの問題や、語学、全て1からあの20代前半の勢いある元気ちゃんが実際自分の中にもうないって思ってた。


だけど最近それもありかと思えてきたんです。第2のホームタウン、パリは愛しくてやまないです。だってこの街が遠いおジャポンから来たぺらっぺらの俺ちゃんにかわいいおリボン付けて、フリフリ付けて〜、そして余計な物を付けちゃ取っての繰り返しで自然体のスタイルを形成してくれたんですもの。

だけど〜、、他の国、街を旅して見て感じるのに年齢制限はないわけだし、また新しいスタイルの自分には多いに興味があるし。違う場所に住んでみるのも悪くないってそう思うようになってきた。今ある安定はいつか執着に変わっちゃう、不安とワクワクは自分次第でどっちにでもなるしどうにかするもの。年なんて関係ないわ。18歳の頃となんら変わらない。

ほ〜〜〜ほっほほほっほ。結局根っからの自由びと〜でいたいの。

な〜〜んて、長い分読んでいただきメルシ〜ちゃん。実際どこへ行くかはまだ秘密。だって何も決まってないも〜ん!!

年末年始は東京で〜す!! 

楽しみ〜!!

ちゃいなら〜!!



2014-11-12

カルナック列石

こんちわ〜
週末、お友達の魔女っ子ちゃん達とフランス北西部ブルターニュ地方にあるカルナックって町に行ってきましたの。夏はリゾート地なんですけど、それとは別にこことっても不思議な場所なんです〜!!


と言いますのも、4キロにも渡って巨石が立ち並んでる、ええ〜なにそれ〜〜!?


岩よ、岩よ、岩たちよ、なぜに、ここに、何用で?
岩なんて、今一度興味なんて持ったことはなかったんですけど、ん〜いざ見るとテンション上がる。


紀元前5000年に人間が岩に化けたのか、それともお天道様からの贈り物なのか理由は全く分かりませんけれど、ただものではなくってよ。。


そう、ぶっちゃけかなりのパワースポットってやつです〜


重いのに軽いようなそんな感覚にも思えるし、だけどものすごい情報を隠し持ってるのね〜きっと。
すご〜い。


ビリビリ、充電中。。
ハグしてるだけで心軽やかそんな気分。岩男くんありがとう。


サイクリングで列石を回る途中にわか雨に遭遇。あらまぁステキ〜!!
二つに並ぶ虹を拝むことができました。


実は到着した日も虹が迎え入れてくれてかなりいい感じで始まったこの週末の旅。宇宙からの計らいに感謝!!
魔女っ子ちゃんたち楽しい時間をありがとう!!
ラブ〜


2014-10-28

ロンドン・ボーイ

ピーターパンにメリーポピンズ、ハリーもそうだけど結構イっちゃった人多いよね、ロンドンって。
ってな感じで10年ぶりに俺ちゃんも遊びにイっちゃうよ〜!!
じゃぁ、魔法の呪文を唱えて、、、
「チンコロコロリン・ドラッグ反対・アイツハアイツハダイヘンソ〜!!」


は〜い!! 
まずたどり着いたのはコロンビア・ロード。金のネックレスのお兄さんが笑顔で迎え入れてくれた100メートル以上続く花市場。優しい香りがプンプンします。




そしてその周りはきゃわいいお店やカフェが立ち並んでます。


石膏屋さんに立ち寄ると好みのオブジェがわんさか。




街の中のあちらこちらに素敵な公園がい〜っぱい!! 安らぐ〜。。



ひと休みして次にワープしたのはジャーミンストリート。
ここはダンディのお店がずらり。
俺ちゃん気持ちは今もずっと16歳の純情ボーイ。だけどちょっとずつ大人の階段を登り始めたばかり。。


髭剃り屋さん…


でっかい車…


寅さん…


そんな憧れを抱きながら今日も一日が終わります。


魔法の効き目が消えちゃう前にそろそろドロンしちゃいます。
ちなみにこれはピカデリーサーカスのエロスの像。エロスってキューピッドのことでしょ。つまりエロ〜いはマヨネーズ。性欲は天からの恵みなのね〜!!


ありがと〜!! 天!!
合掌。

2014-10-23

天使のウィンク <2>

むかしさ〜 ギリシャのイカロスがさ〜ロウで固めた鳥の羽根をさ〜両手に持って雲より高く飛び立ったじゃ〜ん。
結局〜太陽で羽根溶けて落ちて死んじゃった〜みたいな〜

ってこのイカロス少年、実はおとんダイダロスの忠告を無視して飛んでっちゃったみたいなの。。

父:「さあ、お前もこの羽根付けてこの迷宮ラビリンスから一緒に逃げるんじゃ!」
イ:「ええ〜 パパりん結構それってヤバくねえ。。怖いんですけど〜。。」

Piola Dominico 

父:「大丈夫。勇気一つを友にするのじゃ!! いっせ〜の はい!!」
イ:「きゃっ」

Charles Paul Land

無事ラビリンスから抜け出た二人。その後イカロス調子ぶっこきます。

イ:「っつ〜かさ〜、初めてにしては俺超飛ぶの上手くねぇ。羊飼いのおっさんら俺のこと神様と勘違いしてんの。笑える〜」

Sidney Meteyard

しばらくして、
父:「オイオイ、イカロスよ。また羽根付けてどこ行く気だい?」
イ:「俺、カッコイイ。俺、イケテル。俺、超ナイスガイ!!」
 
Leighton

父:「んも〜!! よく聞けバカ息子!! 絶対高いとこまで行っちゃダメよダメダメ〜!!」
イ:「いいじゃないの〜。。ねえ、みんなもそう思うでしょ? イェイ」

Anthony van Dyck

ってな感じではい、結末はこんな感じ。。

Herbert Draper

屍体は美女に囲まれてロマンチックに描かれてるバージョンとは別に、、

Bruget Pieter

見えるかしら、右下の方?


ばっしゃーん。。
羊飼いのオッさんらガン無視。

そんなこんなでこの神話のホントの教訓は「向こう見ずでうぬぼれた空想をすると酷い目に合う」ですって〜。英雄的な歌の歌詞とはちと違ってきびしぃ〜。。

だけども俺ちゃん的に空想妄想大歓迎!! あっぱれイカロス、うぬぼれ万歳、おまえの勇気に100万点!!




2014-10-21

森ボーイ

秋を愛する人は 心深き人。。
分かるぅ〜。。
だって俺ちゃん秋の色大好きだし、ちょ〜心深いってよく言われるの〜

そんで今日もまた散歩です。おじいちゃんみたいです。うふっ。


THE 秋。
強風、雨、時々晴れの中、お友だちのワンころりんたちと森へお出かけ。


目に優しい色づかい。好きよ。
そして自然の絨毯が何よりも美しい。



風が強いおかげで葉っぱがたくさん舞い踊っておりました。


ワンころりんのお友だちにもいっぱい会いました。


帰り道に迷っていたら森の精に遭遇。


右に行くか左に行くか道しるべをしてるみたい。近づいたら逃げて行っちゃった。。 結局どっちでもよかったんだけどね。今度妖怪ポストにお礼のお手紙入れとくね!!
小さい秋、見ぃつけたぁ〜〜!!
ばいば〜い!!

2014-10-19

ペール・ラシェーズ墓地

今日はとってもいい天気でした。
っつーことで墓地へお散歩。
え、なんで?
日本だったらお墓参り以外行く理由ってあんまりないと思うんだけど、このペール・ラシェーズって墓地はパリ20区にある有名な観光地でもあります。
特に秋はいい味出してくれちゃう大好きなスポット。


ショパン、オスカー・ワイルド、エディット・ピアフ、モディリアーニ、バルザック、マリア・カラス、etc.. 有名人がいっぱい眠ってるんだって。へぇ〜。


日本のお墓を写真に撮るなんてちょっと何か写っちゃいそうで不安だけど、ここはただ絵になる感じ。


樹木と坂道、石畳のお散歩コース。素敵な彫刻いっぱいの大庭園。


下の建物は、火葬場。


秋の精霊がいっぱい舞っておりました。


誰かにお参りするわけではないけれど、気持ちはアーメン、南無阿弥陀仏。


堕天使twotom, ここに参上。
キッス〜